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02 トラウマとは

02 こころのケガ(トラウマ)とは

 人は、さまざまな出来事によってこころのケガを負ってしまうことがあります。

 1回の出来事となる自然災害(地震、津波、台風など)や人災(性暴力、交通犯罪、殺人傷害、火事、自殺など)によって、こころがケガしてしまうことがあります。

 一方で、何度も繰り返される出来事や状況(DV、虐待、ネグレクト、いじめなど)によって、複雑化したこころのケガをしてしまう場合もあります。

戦争、貧困のような地域・世代を超えて引き継がれていってしまうことも、個人、家族、地域のこころのケガにつながることがあります。

(注釈)専門家の方へ:この枠組は、DSM-5におけるA基準よりも広義の意味を用いています。

 

日本において、こころのケガとなる出来事を経験した人(トラウマ的な出来事に体験したことのある人)は、60.7%に上ると報告されています。日本では、突然の死別や、身体的暴行、事故、生命にかかわる病気がよく起こっています。(Kawakami N et.al. 2014)。

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​ご注意事項

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こころのケガとなってしまうかもしれない場面を多数含んでいます。

あなたや周囲の辛い出来事を思い出させてしまうことがあります。

こころのケガとなる出来事に遭遇した人すべてが、こころのケガを負うわけではありません。こころのケガは、自分の対処能力を超えた体験であるときに生じます。

このような体験をすると、人や社会の安心感や安全感、人や社会への信頼感が崩れ落ちてしまいます。

その影響は、こころ、からだ、行動に現れることが知られています。長期的に人に悪影響をもたらすこともあります。

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こころのケガは、いつ、どう体験するかによって、現れ方はさまざまです。それらのこころのケガについて知ることが、どう対応するかを知る上で大切になります。