

人生とはLOVE
KN/52歳/女性
子供の時から「愛しているから殴る」「これは、躾だ」と、激しい暴力を受け、愛とは、優しさとは、暴力と信じていました。
――小学2年生の時に、テレビで聴いたピアノへの感動に、子供心に安らぎました。24時間、緊張しているなかでの、心からの安らぎでした。何も分からなかったけど、ピアノの余りもの美しさに、未来に希望を持ちました。そのピアニストのオーラと音の美しさのなかに、子供心に、深い苦しみと悲しみがある事を感じました。
ーー親と同じ事を、私は人にしない様にしたい。人を憎むのではなく、私なりの形で愛したい。――「愛は暴力ではなく、愛はぬくもり。」その事を、音楽が心と身体で感じさせてくれます。そんな愛の形とともに、日々の当たり前の日常を、私なりに精一杯生きたいです。「人生とはLOVE」そんな気持ちを絵に託しました。
描いてみた感想:(絵の中では音楽という形で表現していますが)“人は人によって傷つき、人に救われる。”
――そもそも被害者であった親が加害者になってしまった背景には、親も、ぬくもり、安らぎを持てずに来たことがあるのかもしれない。傷つけた人も傷を背負っているという事を今回、絵を見つめながらトラウマに向かい合い感じた。私にとっては、この気づきは、親を受け入れると同時に、自分が回復する為のテーマです。
自己紹介・背景:私は統合失調症感情障害であり、癌の経過観察中です。生きづらさを抱えたまま、自分らしく生きれる自分になるために、障害福祉サービスの生活訓練を現在利用しています。
子供の時から「愛しているから殴る」「これは、躾だ」と、激しい暴力を受け、愛とは、優しさとは、暴力と信じていました。
――小学2年生の時に、テレビで聴いたピアノへの感動に、子供心に安らぎました。24時間、緊張しているなかでの、心からの安らぎでした。何も分からなかったけど、ピアノの余りもの美しさに、未来に希望を持ちました。そのピアニストのオーラと音の美しさのなかに、子供心に、深い苦しみと悲しみがある事を感じました。
ーー親と同じ事を、私は人にしない様にしたい。人を憎むのではなく、私なりの形で愛したい。――「愛は暴力ではなく、愛はぬくもり。」その事を、音楽が心と身体で感じさせてくれます。そんな愛の形とともに、日々の当たり前の日常を、私なりに精一杯生きたいです。「人生とはLOVE」そんな気持ちを絵に託しました。
描いてみた感想:(絵の中では音楽という形で表現していますが)“人は人によって傷つき、人に救われる。”
――そもそも被害者であった親が加害者になってしまった背景には、親も、ぬくもり、安らぎを持てずに来たことがあるのかもしれない。傷つけた人も傷を背負っているという事を今回、絵を見つめながらトラウマに向かい合い感じた。私にとっては、この気づきは、親を受け入れると同時に、自分が回復する為のテーマです。
自己紹介・背景:私は統合失調症感情障害であり、癌の経過観察中です。生きづらさを抱えたまま、自分らしく生きれる自分になるために、障害福祉サービスの生活訓練を現在利用しています。


滝
孔雀姫/50代/女性
人生を振り返り、自分の中にあるものを描くと、これらの2枚の絵になった。これは今の自分です。
上の絵は滝で、下の絵は渦。渦の中にいて、滝に飛び込んでしまえば、新たな世界が広がるのに、まだその手前の渦の中にいる。渦のまわりは決して暗くない。人生の中で何度もこういう時があった。それを繰り返している。
自己紹介・背景:一人娘は自立して県外で暮らしており、現在は、夫とおばあちゃん猫と3人暮らし。子どもの頃に首を傷めており、長時間同じ姿勢を続けると首が凝ってプチうつ状態になってしまう。発達障害があり、さらに、疲れやすいのは内向型のせいなのだと、最近知った。
2年以上仕事が続いた事がなく、発達障害者就労支援センターで4か月訓練を受け、この夏、A型作業所に就職予定。
人生を振り返り、自分の中にあるものを描くと、これらの2枚の絵になった。これは今の自分です。
上の絵は滝で、下の絵は渦。渦の中にいて、滝に飛び込んでしまえば、新たな世界が広がるのに、まだその手前の渦の中にいる。渦のまわりは決して暗くない。人生の中で何度もこういう時があった。それを繰り返している。
自己紹介・背景:一人娘は自立して県外で暮らしており、現在は、夫とおばあちゃん猫と3人暮らし。子どもの頃に首を傷めており、長時間同じ姿勢を続けると首が凝ってプチうつ状態になってしまう。発達障害があり、さらに、疲れやすいのは内向型のせいなのだと、最近知った。
2年以上仕事が続いた事がなく、発達障害者就労支援センターで4か月訓練を受け、この夏、A型作業所に就職予定。


医療の悪が米粒になる日
Ze16/50代/男性
ある印象深い夢の中で、近代医学を象徴する青いドクロを見た。夢の後半ではそのドクロが一粒の米粒と化していた。
――少年時代に大きな恥をかかされた。その時、周りの人は助けてくれなかった。
衝撃の「羞恥」は、深いトラウマの傷、それは性の傷跡だった。
のちに18歳で発症した統合失調症は、芸術の道を断念させ、代わりにピアサポーターへの道へと私を向かわせた。
医療保護入院(強制入院)という医療事故は、メシの種へと、とって代わった(と私はとらえている)。
描いてみた感想:恐らく今でも心的影響を及ぼしているであろう幼少期のトラウマに真正面から向き合うという経験を得られたという事は、貴重であった。
自己紹介・背景:はからずも十代で精神疾患患者のレッテルを貼られ、希望を失った。
現在は、精神障害者ピアサポーターとして働いている。
ある印象深い夢の中で、近代医学を象徴する青いドクロを見た。夢の後半ではそのドクロが一粒の米粒と化していた。
――少年時代に大きな恥をかかされた。その時、周りの人は助けてくれなかった。
衝撃の「羞恥」は、深いトラウマの傷、それは性の傷跡だった。
のちに18歳で発症した統合失調症は、芸術の道を断念させ、代わりにピアサポーターへの道へと私を向かわせた。
医療保護入院(強制入院)という医療事故は、メシの種へと、とって代わった(と私はとらえている)。
描いてみた感想:恐らく今でも心的影響を及ぼしているであろう幼少期のトラウマに真正面から向き合うという経験を得られたという事は、貴重であった。
自己紹介・背景:はからずも十代で精神疾患患者のレッテルを貼られ、希望を失った。
現在は、精神障害者ピアサポーターとして働いている。